2016年4月16日土曜日

むらさき




枕草子に

藤の色、雪に映えいみじうをかし。
灯影におとるもの、紫の織物、藤の花


( 残念ながら藤の花でなくて申し訳ありません^^; )








「花も、糸も、紙もすべてなにもなにも、

むらさきなるものは、めでたくこそあれ」

といわれるほど、紫はすべての色の上位にたつ色であり、

丁度高貴な色が、おのずと厳格に人を選ぶように、
人は自分の把握できない感覚や情緒の世界を
色にあらわすことの不可能を、紫根染によって、
痛切に知らされるでしょう。

紫は自分から寄り添ってくる色ではなく、

常に人が追う求めてゆく色のように思われます。


***


ゲーテが、「不安な、繊弱な、憧憬的な色」といっているのも肯けます。


玉三郎さんがいつか赤味の紫を、
女の耐えられない脆さというように表現したことがありますが、
蘇芳の赤にまで耐え切れば、
情念として生かす道があるのですが、
紫には針で突くような脆さがあります。
すぐれて魅力的な所以です。



志村ふくみ『一色一生』より





色から感じる情緒…


ほおぉ…と、ため息をつきながら 読んでいます。

(*´ω`*)*・゚♡







 ***



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